2013年04月06日

明日は世界保健デー

明日4月7日は「世界保健デー」です。1948(昭和23)年4月7日に世界保健機関(World Health Organization:WHO)が設立されたことを記念して、毎年この日を中心に、国際保健医療に関するテーマに沿った様々なイベントが開催されます。

テーマは毎年WHOによって選ばれますが、今年は「高血圧(High Blood Pressure)」だそうです。そして「血圧管理の重要性:心臓疾患・脳卒中のリスクを減らそう」をスローガンとしてキャンペーンが展開されています。

世界では成人の3人に1人が高血圧を発症しています。しかし適切な治療を行わなかったために、世界で毎年900万人以上の人々が亡くなっており、その半数が心臓疾患や脳卒中により死亡しています。したがって、予防と適切な治療が、高血圧による合併症のリスク低減につながるのです。日常生活では、次のようなことに気をつけましょう。

 ●塩分を控えめに、バランスのとれた食事をとる

 ●飲酒は適量まで、喫煙はしないこと

 ●定期的に運動し、適正体重を保つ

当たり前のことばかりですが、すべてを継続して実行するのはなかなか難しいかもしれません。一つずつでも、時々できなくても、とにかく意識し続けることが大切です。

なお昨年5月17日付ブログ「世界高血圧デー」でも触れたように、鍼灸も血圧調整の作用があります。血圧管理の一助として、ぜひご活用ください。

〔※厚生労働省およびWHO神戸センターのサイトを参照させていただきました。〕