2013年05月19日

風疹予防接種

昨年から当ブログでもたびたび触れてきた風疹が、ますます感染の勢いを広げ続けています。患者数は今年の5月第1週までの時点で、大流行した去年1年間の合計の約2.5倍にも上るそうです。最近では流行の中心が、東京や首都圏から大阪に移ってきました。府内で最も患者数が多いのは大阪市で、府全体の5割を占めるということです。

この流れを受けて大阪市は17日、風疹の予防接種費用の助成(上限9586円)を始めると発表しました。対象は、今後妊娠を希望する19歳以上の女性か、妊娠している女性の配偶者です。単独の風疹ワクチンでも麻疹風疹混合(MR)ワクチンでもよく、多くの医療機関で全額助成になるようです。

期間は9月30日までで、5月13日以降に受けた人もさかのぼって助成するとのこと。一定の所得以上の人は、一部自己負担が求められます。接種対象に該当する方は、この機会にぜひ受けておきましょう。