2013年09月01日

防災の日・二百十日

今日から9月、今年も残り3分の1となりました(早い!)dash 今日は「防災の日」なので、各地で防災訓練や避難訓練、食料や日用品の備蓄の呼びかけなどが行われていますねdanger

90年前、1923(大正12)年の9月1日に関東大震災が起こりました。私の母方の祖母は当時3歳になる前で、横浜に住んでいたそうですが、床の上をゴロゴロ転がった記憶があるそうです。幸い無事だったおかげで、母も私もこの世に生まれてくることができたと思うと、人間の生死は常に紙一重のところにあることを再確認します。

今日はまた雑節の「二百十日」でもあります。立春から数えて210日目ということです。これは先月1日のブログで取り上げた「八朔」(旧暦8月1日、今年は9月5日に当たります)と、今日から10日後の「二百二十日」とともに、農家の三大厄日とされています。古来いずれも台風襲来の特異日とされているそうです。統計的には必ずしもこの日に多いとは限らないようですが、時季的には台風が多く、厳重な注意を要することに変わりはありません。

1923年は、偶然この二百十日に当たる9月1日に関東大震災が発生したために、「災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」日として、1960(昭和35)年に内閣で「防災の日」と制定されたそうです。この前年には伊勢湾台風(9月26日上陸)の襲来もありました。

当院でも簡単な防災セットを置いており、飲料水や栄養機能食品(焼菓子)の備蓄も少量ながらあります。しかし最低でも必要といわれる3日分には到底届かない量なので、また近日中に買い足さないといけませんmoneybag 災害はいつ起こるか、予測できませんからね……shoe