2016年10月18日

問診票の性別欄廃止

本日より、新規の患者さんにご記入いただいている問診票の性別欄を廃止いたしました。

近年、性的少数者に関する啓発活動が盛んになっており、性的指向のみならず性自認においても多様性があることが少しずつ知られてきています。

当院では「男」にも「女」にも直ちに〇(マル)を付けにくい方(性分化疾患、性別違和など)に配慮し、性別欄を廃止することとしました。

もともと慣例的に入れていただけの項目であり、記入していただかなくても施術に大きな影響はありませんので、この際なくしてしまおうと思い立ったのです。

どんな方にも無用なストレスを感じさせないために、「当たり前」と思い込んでいることを疑い、たとえわずかであっても一つ一つバリア(障壁)を取り除いていく努力をいたします。