今日は近所のスーパーで枝豆が安くなっていたので、1袋買ってきました これから晩酌のお供に、まとめてゆでるつもりです
さて枝豆とは、未熟の大豆を茎ごと取ったものですから、その栄養成分もだいたい大豆と同様です 今回は大豆の中医学的効能を見てみましょう
(※なお昨年9月16日付のエンドウと同じ豆類なので、内容が似通っていることをあらかじめお断りいたします)
〔大豆〕
性味は平、甘。
効能は、健脾寛中(胃腸の機能を助け腸を整える)、益気養血(造血を促し五臓の働きを補助する)、潤燥利水(胃腸を潤しながら利尿する)、排膿解毒(膿を排除し毒を消す)、催乳(母乳の出を良くする)など。
枝豆にはタンパク質や鉄分、ビタミンCが豊富で、貧血や高脂血症には適しています。しかし高タンパクであるために、腎臓の悪い方には不向きです。また大豆は消化しにくいので、体質に関わらず食べ過ぎないよう注意しましょう。
【参考文献】
梁晨千鶴(著):東方栄養新書,メディカルユーコン,2005
木村孟淳・御影雅幸・劉園英(共著):中国医学 医・薬学で漢方を学ぶ人のために,南江堂,2005