世界対がんデー

毎年2月4日は、UICC(Union for International Cancer Control、国際対がん連合)が主導する世界対がんデー(World Cancer Day、WCD)ですcancer

世界で年間約880万人に上るがん死を減らすため、がんへの意識向上、最良のがん予防対策、早期診断、全人的治療等への取り組みを促す日として、各地でイベントが行われますevent

WHO(世界保健機関)は、30~50%のがんは防げる可能性があるとして、予防対策や早期診断などを促すガイダンスを発表しましたmemo

もともとがん細胞はだれの体にも毎日生まれていますが、ほとんどの場合は自然に死滅したり免疫細胞に攻撃されたりして、「本物のがん」になることはまれですdownwardright

それが喫煙や多量飲酒、肥満や運動不足などによりリスクが上昇しますから、禁煙を始めとした生活習慣の改善で予防できる可能性が高くなりますnosmoking

また胃がんや肝がん、子宮頸がんなどウイルス感染が原因となるものについては、早期発見、早期治療が重要なのは言うまでもありませんsearch

ただ残念ながら、がんは原因不明の場合が圧倒的に多いうえ、早期発見が困難なものや早期発見が役に立たないものもあるのが現実ですdespair

しかし、だからこそ防げるものは最大限防いで、死なずに済むはずの命を守ることが求められていますpunch