昨日は祝日で休診だったので、実家へ帰り早めのクリスマスをしました(クリスチャンではないものの。。。)
鶏のからあげも食べましたが、中医学では肉も種類により効能が異なります 鶏肉はどのような性質があるのか見てみましょう
〔鶏肉〕
性味は温、甘。
効能は、益気養血(気血を補う)、温中補脾(胃腸を温め丈夫にする)、補腎益精(腎気を補い生殖機能を高める)など。
適応症は、慢性疲労、羸痩(るいそう=やせ)、貧血、めまい、食欲不振、下痢、むくみ、頻尿、子宮下垂、脱肛、痔、不正出血、おりもの、産後に母乳の出が悪い、病後の体力低下など。
鶏肉はタンパク質が豊富で、中医学では「五臓を補う」とされているため、虚弱体質の人や体力低下の際に適しています。ただし、消化不良を起こしている時や、暑がりでのぼせやすい人、腎機能が低下してる人などには不向きです。また調理法としては、とろ火で煮込んだり蒸し煮にしたりして、そのスープも飲むのがよいでしょう。
【参考文献】
梁晨千鶴(著):東方栄養新書,メディカルユーコン,2005
夏翔・施杞(主編),丁鈺熊・銭永益・趙陽(副主編):中国食養大全,上海科学技術出版社,2006