本年も無事終了
本日で今年の営業が終了いたしましたので、今年最後のブログとなります。
この1年、たくさんの患者さんに来院いただき、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします 新年は4日(金)より開始いたします
本日で今年の営業が終了いたしましたので、今年最後のブログとなります。
この1年、たくさんの患者さんに来院いただき、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします 新年は4日(金)より開始いたします
年賀状も投函し、治療所の大掃除も一昨日に済んで、年末の大きな作業がほぼ完了して一安心です(自宅の大掃除はまだこれからですが…)
今年の営業日も残すところあと2日間、28日(金)・29日(土)のみとなりました。気を抜いてかぜなど引かぬよう、最後まで元気に仕事したいと思います
今冬は本当に寒く、昨日のクリスマスは全国各地で12月としては統計史上最低の気温を記録したそうですね 皆さまも忙しい年の瀬、体調にお気をつけくださいませ
現在、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が大流行していますが、10月17日付の当ブログで取り上げたRSウイルスも、その勢いが衰えることなく猛威を振るっています。患者数が過去の同時期と比べて最多の状態が続いているそうです。しかし、なぜ増えているのか原因は明らかになっていません。
特に注意が必要なのは重症化しやすい乳幼児ですが、高齢者でも集団発生の恐れがあり警戒が必要とのことです。ノロウイルスと同様、ワクチンも特効薬もありませんので、感染しないように日頃から注意することが大切です。
感染経路は飛沫感染(咳やくしゃみなどで飛び散るしぶきを浴びて吸い込む)と接触感染(感染者との直接の濃厚接触や、ウイルスの付いた手指や物品を触ったりなめたりする)で、ノロウイルスや結核のように空気感染することはありません。感染予防のためには、咳やくしゃみが出る人は必ずマスクをすること、帰宅時や食事の前には入念に手洗いすること、小さな子どもがいる家庭は、日常的に触れるおもちゃや手すり、ドアノブなどの消毒もこまめにすること、などが挙げられます。
軽いかぜ程度の症状でも、RSウイルス感染症である可能性があります。大げさと思わず、他人にうつすことのないよう「咳エチケット」には気をつけたいですね。
今日はお休みなので、天満天神繁昌亭へ落語を聴きに行きました 年内はこれが最後(の予定)、いい「笑い納め」になりました
日々いろいろなことがありますが、数時間だけでもそれらを忘れて楽しく過ごすと、心身のリフレッシュになりますね 来週は治療所の大掃除をしなければなりません、こちらも頑張ってリフレッシュ
昨日は仕事が済んだ後、近所の小学校へ投票に行きました 夜はテレビで遅くまで選挙速報を見ながら、いつの間にか寝入ってしまい、今日は少し寝不足気味です
政権交代が起こっても、庶民の日々の仕事、やるべき事柄は大して変わりませんが、少しずつでも世の中全体が明るくなるといいですね。。。
今年も残り半月、忘年会シーズンですね 年が明ければ新年会もあり、お酒を飲む機会が増える時期です 最近はノンアルコール飲料も種類が増え、飲まない人・飲めない人も宴席をより自然に楽しめるようになってきました
飲めない人が無理に飲まされたり、飲める人でも適量を超えたりということはもちろん良くありませんが、楽しく飲める範囲ならばお酒は「百薬の長」、心身の健康に役立つものです
中医学の食養生では酒一般の性味を、温・熱性、甘・苦・辛味としており、その効能は散寒祛風(寒気を駆除し風邪〈ふうじゃ〉を消し去る)、温陽活血(体を温め血行を促す)、舒筋活絡(筋肉を緩め経絡を通じさせる)、利脈止痛(血流を良くして痛みを止める)などです。また体の緊張を解くことによって、精神的にもリラックスできます。
お酒の種類によっても、少しずつ性味や効能に違いがあります。以下に大まかな解説をしましょう
〔ビール〕 涼(平)性、苦・甘味。健胃消食(食欲を促し消化力を高める)、清熱解暑(体にこもった余分な熱を冷まし暑気当たりを解消する)、利湿(利尿作用)、強心(心臓の働きを強める)など。
〔日本清酒〕 温性、甘・苦・辛味。活血散瘀(血行を良くし滞りを解消する)、止渇除煩(のどの渇きを止めストレスを除く)など。
〔ワイン〕 熱性、甘・辛・渋味。暖腰腎(腎を暖め腰痛を収める)、駐顔(老化を防止する)、耐寒(寒さに耐える力をつける)など。近年、ポリフェノールで注目されていますね。
〔焼酎〕 温性、辛・甘味。調胃(冷えた胃の機能を回復する)、散寒、和血通経(血行を促し生理不順を解消)、舒筋活血など。
〔紹興酒(黄酒)〕 温・熱性、辛・苦・甘・酸味。温通気血(体を温めて気血を通じさせる)、健胃消食、舒筋活血、安神強心(精神を安定させ心臓の機能を強化する)、養血美顔(血液の生成を促進し顔色を良くする)など。
【参考文献】
梁晨千鶴(著):東方栄養新書,メディカルユーコン,2005
夏翔・施杞(主編),丁鈺熊・銭永益・趙陽(副主編):中国食養大全,上海科学技術出版社,2006
このように見ると、やはりビールは夏のもので、冬でも「とりあえずビール」というのは控えたほうがよさそうですね またこれらの効能は適量の場合であって、くれぐれも飲みすぎて健康を損なうことのないよう、上手に付き合いましょう
年賀状の通信面の印刷が出来上がりました デザインは先週のうちに出来ていたので、ハガキに印刷するだけだったのですが、以前このブログで書いたとおり遅~いプリンターで、計4時間近くかかりました
残るは宛名面、まだまだ日数があるので余裕をもって取り掛かれます
先月末に当ブログで取り上げましたノロウイルス、今年は遺伝子変異型が全国で検出されているそうです。
このタイプには免疫をもたない人が多いとみられるため、流行が拡大するおそれがあります。過去10年間で最も流行が大きかった2006(平成18)年では遺伝子変異が流行の原因になったとされていて、今年も十分に注意しなければなりません。
繰り返しますが、予防には手洗いが何より大事です。帰宅した時や食事および料理の前、トイレの後など、入念に手洗いをしましょう。また加熱が必要な食品は、しっかりと火を通してから食べるようにしましょう。
昨日は鶴橋に用事があり、電車に乗るほどでもないなと思って、森ノ宮から二駅分てくてく歩いて行きました
片道20分余り、夏なら汗だくでしょうがないところですが、冬は体が温まっていいですね
時間に少し余裕があるときは、なるべく歩くようにすると健康にもいいですし、節約・省エネにもなり、一石二鳥・三鳥でオススメです
12月に入るなりぐっと冷え込んで、気候が一気に冬本番になりました 今日は日中暖かくなりましたが、この冬は例年より寒くなるようで、今からしっかり防寒対策をしておかなければなりませんね
以前取り上げたことのある「六淫」(風・寒・暑・湿・燥・火、6月8日付ブログ参照)のうち、今の時季に主となるものは、言うまでもありませんが「寒邪」です。ふだん私たちが生活の中で感じる「寒さ」とほぼ同じ感覚で捉えていただけるものですが、中医学独自の考え方もあります。
寒邪は人体の陽気を損傷して、その働きを低下させ、気に伴って血も滞るため、「気滞血瘀(きたいけつお)」という状態になりがちです。9月25日付「頭痛の分類(東洋医学編)」でも触れた「不通則痛」、通じなければ痛みが生じるという法則により、寒邪に侵襲されると体のどこかに痛みが出現したり、筋肉のひきつりが起こったりします。六淫のなかで、疼痛疾患にもっとも関連が深いのが寒なのです。
なお寒邪による痛みは、温めると軽くなり冷やすとひどくなるという特徴がありますので、そのような場合は当然、冷やさないように気をつけてください
【参考文献】
神戸中医学研究会(編著):基礎中医学,燎原,1995
高金亮(監修),劉桂平・孟静岩(主編):中医基本用語辞典,東洋学術出版社,2006