2012年の平均寿命
2012年の日本人女性の平均寿命が、2年ぶりに世界一になりました
厚生労働省が25日に発表した「平成24年簡易生命表」によると、女性が86.41歳で前年より0.51歳上回り、男性も79.94歳と前年より0.50歳延びたそうです
男性は前年の世界8位から5位になりました
(男性の1位はアイスランド)
昨年7月27日のブログでも書きましたが、前年の11年は東日本大震災の影響で、男女とも平均寿命が10年を下回り、女性は1985年以来続いていた長寿世界一の座を27年ぶりに明け渡しました。10年もわずかな下落があり、これは夏の猛暑による熱中症に原因があったようで、12年は男女とも3年ぶりの「前年超え」となります。
また12年は自殺者が前年比9.1%減の2万7858人と、1997年以来15年ぶりに3万人を下回ったことも、平均寿命を押し上げる要因となったようです。こちらもどんどん減っていくといいですね。。。
暑中見舞い
昨日は夏の土用入りで「暑中」に入ったので、暑中見舞いはがきの準備を始めました
年賀状の時と同じく、プリンターの印刷速度が遅いため、他の用事をしながら気長に刷り上がりを待ちます……が、暑さによる疲れがたまっているのか、ついつい眠くなってしまいます
ここ数日、先週のような猛暑は少し治まっているものの、まだまだこれからが夏本番
がんばって乗り切りましょう
熱中症急増中
今年は全国的に梅雨明けが例年よりかなり早かったですが、近畿で梅雨が明けた8日付のブログに書きましたとおり、その直後の時期に熱中症になった人が急増しました
総務省消防庁によると、8日~14日の1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で1万913人(速報値)と、昨年同期(1941人)の5.6倍に上ったそうです。その前の週(1日~7日)が2768人だったことを考えると、わずか1週間で約4倍!
また6月中に全国で熱中症により搬送された人は4265人で、これも昨年(1837人)の2.3倍になっています。いずれの時期においても共通するのは、その約半数が65歳以上の高齢者であるということです。
テレビのニュース番組の気象情報コーナーで、8月の平均気温が全都道府県で最も高いのは大阪府と言っていました
最高気温では目立たないものの、夜になってもあまり下がらないということでしょうね……
皆さま、どうぞご注意くださいませ
今日は半夏生
今日は雑節の一つ「半夏生(はんげしょう)」でしたね
これは七十二候(二十四節気をさらに三等分した期間のこと)の一つ「半夏生(はんげしょうず)」に由来しており、半夏という毒草が生える多湿で気候不順なころとされています
この「半夏」というのは漢方(中薬)の生薬でもありますので、中医学的な解説を簡単にいたしましょう
〔半夏〕
サトイモ科カラスビシャク(烏柄杓)の塊根の外皮を除去して乾燥したもの。
性味は温性、辛味、有毒(生で口にした場合)。
中薬学の分類では、温化寒痰(寒邪の絡んだ痰を温めて解消する)薬。
【参考文献】木村孟淳・御影雅幸・劉園英(共著):中国医学 医・薬学で漢方を学ぶ人のために,南江堂,2005
また、ハンゲショウというドクダミ科の植物の名前の由来は、この半夏生のころに花を咲かせるからとも、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」となったともいわれているそうです
(Wikipedia参照)