多忙の3月が去る
今年は桜が咲き始めてから満開になるまで、例年より時間がかかっているらしく、昨日行った母校(鍼灸の専門学校)の玄関先の桜もまだ三分咲きでした
3月は毎年予定が特に多くて忙しく、今年も月初から月末までバタバタし通しでしたが、なんとかすべて終了
4月もそれなりに用事が入っているものの、今月よりは落ち着きそうです
睡眠のリズムがいつも以上に乱れているうえ、花粉の影響(昨年3月2日付ブログ参照)もあってか、お肌の状態がイマイチなので、来月はもう少し改善させたいと思います
もう10年、まだ10年
私事ながら今日3月28日は父方の祖母の命日で、今年で10年となります。
ちょうど亡くなる1週間ほど前に、祖母が入院していた群馬の病院までお見舞いに行きましたが、私は鍼灸師の国家試験と専門学校の卒業式が済んだばかりで、合否通知を待っている時期でした。
祖母は認知症が出ており、場面場面で話が通じたり通じなかったりという状態だったものの、私と数年ぶりで会ったその時はしっかりしていて、試験と卒業式が無事終わったことを報告できました。
あれから10年。自分ではそんなに経ったように感じないけれど、個々の出来事を思い出すとずいぶん昔のようにも感じます。
ともあれその間、少しのブランクもなく鍼灸の仕事に専念し続けられたことは、この上ない幸運といえましょう。
10年という時間に見合った進歩ができているのかどうか甚だ心もとないですが、まだまだ発展途上であることに違いはありません。
また明日からも、お一人お一人の患者さんから学びつつ、技術を磨いてゆくのみです!
燻製(くんせい)
昨日の休診日は特に予定がなく、自宅でゆっくりしていたら、午後に近所で火事が起こったらしく、消防車のサイレンが聞こえました
それだけなら他人事で済むところですが、間もなく窓の外が白く煙ってきて、辺りはただごとでない雰囲気に
お天気が良かったのでベランダに干していた洗濯物を、慌てて部屋の中に取り込んだものの、時すでに遅し
すっかり煙が染みついて、夜まで部屋干ししてもにおいは抜けませんでした
昨夜から今日にかけてネットや新聞を調べても、それらしき火災の記事は見当たらず、結局どこで何があったのか分からずじまいです
直接の被害が及ばなかったのは幸いでしたが、思いがけず洗濯物の「燻製」が出来上がってしまった休日でした
腰の鈍痛は軽快傾向
1週間ほど前から腰痛対策に重点を置いた体操(主にストレッチ)を始め、徐々に効果が出てきました
腰を曲げ伸ばしした時の鈍痛はまだあるものの、可動域(問題なく動かせる範囲や角度のこと)がだんだん広がっています
20代のころは熱心にストレッチや筋トレを続けていて、クラシックバレエを習っていた小学生の時より体が柔らかくなったというのに、今や多忙や疲労を理由に運動を怠り、すっかり体も固くなってしまいました
しかしトレーニングに遅すぎることはありませんので、柔軟性の回復のためにもがんばって継続していきます
初めてのクラフトビール
先日、生まれて初めてクラフトビール(地ビール)を飲む機会がありました
これまでビールは後味に「えぐみ」があるのが苦手で、飲み会に行っても乾杯で付き合う程度、たとえ生ビールでも美味しく飲めるのは最初の二口三口だけでした
あとは次の飲み物を頼むために、仕方なく飲み干しているような感じで……
それが今回飲んだクラフトビールは「えぐみ」もなく、ほどよい苦味とまろやかな飲み口で最後の一滴まで美味しく、2杯でも3杯でもいけそうでした(翌日が仕事なので1杯に止めましたが)
やっぱりどんなものでも「本物」は素晴らしいですね
紺屋の白袴
前回の腰痛対策は、始めたばかりで効果はこれからですが、昨日も今日もお尻のしびれは出ていません
それはさておき、冬から続いていた便秘は、お灸でいったん改善されました(1月12日付ブログ参照)
けれども喉元過ぎれば何とやら、調子が良くなるとお灸が面倒で、ついつい後回しにして据えない日が続くと、やはりまたお通じが低迷
思い直して昨夜、2週間ぶりに足のツボにお灸したら、直後に足がとても軽くなった感じがしました
自分で自分の体にお灸をして、こんなに速く反応が出ることは珍しく、ちょっと感動ものでした
体操ともども、お灸ももっと頻度を上げて、しっかりセルフケアをしたいと思います
お尻のしびれ
数日前から何度か、立った状態で体を前屈させると、左のお尻のあたりにごく軽いしびれを感じる時があります
自覚的には朝だけ出現し、体を起こせばすぐ消えるので大したことはないと思いますが、実は昨年末あたりから左腰にコリを伴った鈍痛が継続しており、それと関係しているものと推測
足のほうまでは放散していないところから坐骨神経痛ではないようで、自分で圧痛点を探ると仙腸関節(仙骨と腸骨とのつなぎ目)の特に左のほうに反応があり、このへんが怪しそうです
毎日ストレッチや太極拳、腰痛体操などあれこれ続けていても症状が出るということは、やっている「つもり」になっていて実際は十分にできていないのかも
これからしばらく腰周りを重視したメニューにして、早期の改善を図ります
東日本大震災から5年
毎年3月になると、やはりこの話題は避けて通れません。東日本大震災の発生から今日で5年となりました。
今年も地震の発生時刻である午後2時46分に黙禱し、命の尊さとはかなさに、しばし思いを致しました。
以前にも書きましたが当時はまだ開業して3カ月目で、これから本当にやっていけるのか不安ばかりの時期でした。
今でも決して安定しているわけではないものの、いろいろな苦労も喜びも心配も、すべては生きていてこそのものだと改めて感じます。
無念にも亡くなられた方々の分まで、一人一人が精一杯生き抜いていくことが、広い意味での供養になるのかもしれませんね。
始まりの季節
今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」、冬ごもりしていた虫が土中から出てくる時季です
一昨日から気温が上がり、陽気に誘われて人間も外に出たくなりますね
世間では年度末で、これから進学や就職、異動などで新しい環境に入っていく方も多いことでしょう
私自身は特に何の変化もないものの、このところ自宅で使っている家電や家具が相次いで故障したり破損したりで、にわかに買い替えの季節(?)が到来しております
ちょうど1カ月前のブログで、治療所の備品の電池切れが同時に起こったことを取り上げましたが、今回はどれも使い始めの時期がだいたい同じなので単なる寿命かと
ともあれ、長らく頑張って働いてくれたことに感謝し、新しい運気を取り込むつもりで次の物を探します