私事ながら今日3月28日は父方の祖母の命日で、今年で10年となります。
ちょうど亡くなる1週間ほど前に、祖母が入院していた群馬の病院までお見舞いに行きましたが、私は鍼灸師の国家試験と専門学校の卒業式が済んだばかりで、合否通知を待っている時期でした。
祖母は認知症が出ており、場面場面で話が通じたり通じなかったりという状態だったものの、私と数年ぶりで会ったその時はしっかりしていて、試験と卒業式が無事終わったことを報告できました。
あれから10年。自分ではそんなに経ったように感じないけれど、個々の出来事を思い出すとずいぶん昔のようにも感じます。
ともあれその間、少しのブランクもなく鍼灸の仕事に専念し続けられたことは、この上ない幸運といえましょう。
10年という時間に見合った進歩ができているのかどうか甚だ心もとないですが、まだまだ発展途上であることに違いはありません。
また明日からも、お一人お一人の患者さんから学びつつ、技術を磨いてゆくのみです!