一昨日20日は春分でしたが、今日22日は「社日(しゃにち)」でした
社日とは、春分または秋分の前後で最も近い戊(つちのえ)の日で、産土神(うぶすながみ、生まれた土地の守り神)を祀る日です
春の社日を春社(しゅんしゃ)、秋の社日を秋社(しゅうしゃ)といい、春は五穀豊穣を祈り、秋は収穫のお礼参りをします
今日は春社に当たるわけですが、この日にお酒を飲むと耳の障害が治るという俗信があり、これを治聾酒(じろうしゅ)というそう
昔から地域ごとにさまざまな行事があったものの、現代ではすっかり馴染みが薄くなってしまいましたね
どんなに情報や技術が発達しても、天災地変を人間の力でコントロールできないことに変わりはありません
神様に祈願したり感謝したりといった謙虚な態度を忘れずにいたいものです