今日は世界保健デーでした

4年前にも一度取り上げました(13年4月6日付)が、今日4月7日はWHO(世界保健機関)が定めた「世界保健デー(World Health Day:WHD)」でした。

毎年その時点において、世界的に重要かつ課題性のある健康に関する事項に焦点を当ててテーマが設定され、各国で啓発のためのイベントが開催されます。

今年のテーマは「Depression:Let's Talk(うつ病:一緒に話そう)」です。

WHOによると、世界のうつ病患者数は3億人を上回り、うつ病から年間約80万人が自殺しているとされ、中でも影響を受けやすい青少年、妊娠出産期の女性(特に出産後)、高齢者の三つのグループに対する取り組みが特に必要とされています。

わが国においても平成26年に医療機関を受療したうつ病・躁うつ病の総患者数は112万人で、誰にでも起こりうる気分障害であり、決して特別な病気ではありません。

早めに気が付けば、軽い症状のうちに治すことができます。正しい知識や理解を深め、自分や身近な人の変調に心を配り、よく相談できる環境をつくりましょう。

専門の医療機関はもちろん、鍼灸治療にも精神安定の効果がありますので、気軽に受診してください。

〔※厚生労働省および公益社団法人・日本精神神経学会のサイトを参照いたしました。〕