世界糖尿病デー 2015

世界糖尿病デー.JPGおととい11月14日は、国連により公式に認定されている「世界糖尿病デー」でしたthink この日を中心に、全世界で糖尿病啓発のキャンペーンが実施されますが、その際に「ブルーサークル」という青い円をモチーフにしたシンボルマークが用いられますcopyright

日本でもこのシンボルにちなみ、全国の建造物で毎年ブルーライトアップが行われ、関連イベントも多数開催されているようですevent→写真は当日の大阪城天守閣です)

 国際糖尿病連合(International Diabetes Federation;IDF)によると、2015年の世界の成人(20~79歳)における糖尿病患者数は4億1500万人に達し、およそ11人に1人が糖尿病ということになります。

日本においても、2012年時点での糖尿病患者および予備群は、総人口の10%を超える約2,050万人と推定されています。そしてその約6割が未受診または治療中断という状況になっているのです。

糖尿病は初期には自覚症状が少ないため、積極的に治療を受けることなく放置する人が散見されますが、進行すると神経障害網膜症腎症(これらを「三大合併症」といいます)を始めとした多種多様な合併症が出現します。そうなると生活上さまざまな困難が発生しますので、なんとしても防がねばなりません。

糖尿病自体を予防することが第一であるのはもちろん、もし発症したとしても早期発見、早期治療が非常に重要です。糖尿病の疑いを指摘されたら、速やかに受診して医師の指導を受け、服薬や生活習慣の改善に努めましょう!

〔参考WEB〕 世界糖尿病デー 公式ホームページ(www.wddj.jp

 

※ちなみに2013年10月1日付ブログ  に、乳がんの「ピンクリボンキャンペーン」でピンクにライトアップされた大阪城天守閣の写真を載せています。上の写真とほぼ同アングルで撮影しているので、よろしければ比較してご覧ください♪