低GI食品

前回のブログは「世界糖尿病デー」の話題でしたが、実は私の父が今夏、糖尿病と診断されてしまいましたhospital 空腹時血糖値は正常ながら、食後2時間血糖値が基準をかなり上回っていたそうですng

退職後、運動は熱心にやっていたものの、飲食の不摂生が祟ったようで、必然的に食生活を見直すことにbread そうなると、私が実家に帰る時の手土産も配慮しなければならなくなったので、「低GI食品」について調べましたcake

GIとはglycemic index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇スピードを示す指標です。食品によって血糖値の上がり方に違いがあり、このGI値が低いほうが血糖値の上昇が緩やかなため、インスリンによる糖の分解がスムーズに進み、速やかに体内へ吸収されます。

ところがGI値が高い食品では血糖値の急上昇が起こり、糖の分解・吸収が追いつかなくなって、食後長時間にわたって血液中に糖が残る状態となります。これが「食後高血糖」で、この状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の発症リスクが高まります。

主な食品のGI値については割愛しますが、食事の際には低GIのものから先に食べ、高GIのものは後にすると血糖の上昇速度は抑えられますrestaurant

現時点で健康な人でも、高GIの食品を多く摂取していると糖尿病や肥満になる可能性が高くなりますから、食品選びや食べる順序など、できるところから少しずつでも気を付けていきたいですねspade