阪神・淡路大震災18年
今日で阪神・淡路大震災から18年になりましたね。当時は宝塚に住んでおり、それまで経験したことのない大きな揺れに、死んでしまうのではないかと本当に恐怖を感じました。
幸いわが家は食器が数点割れた程度で、大きな被害はありませんでした。電気は当日の昼ごろには復旧したものの、水道は2週間、ガスは3週間止まっていて、お風呂に入れないので電車に乗って銭湯通いしていたことを思い出します。
ふだん便利な生活に慣れていると、何でもあるのが当たり前、使えるのが当たり前と思ってしまいがちですが、その「当たり前」に感謝しなければいけないですね。そして、人間はいつ、どんな事態に直面するか分かりません。最低限の備えはしておかなければと、改めて身の回りを見直す必要性を感じています。
眼科受診
今日は3ヵ月ごとのコンタクト購入に伴う眼科の検査を受けました(祝日も診察している眼科です)
前回は角膜に傷が付いているとのことで、目薬をもっと頻回に差すよう指示され、いくらか回数は増やしていたのですが、やはり治っているか多少不安でした
しかし今日は特に問題なしで、ホッとした次第です 先週からのかぜもまだ少し残っており、体調がスッキリしない中、目だけは健康で気分がちょっと上向きに
そうそう、昨秋から使い始めたPCメガネ(10月14日付ブログ参照)も、掛けているとパソコン使用中の目のショボショボ感が軽減されるように思います パソコン以外にも携帯やスマホなど、ディスプレー上の画像や細かい文字を見ることが多い昨今、皆さまも目の使い過ぎにご注意を
小豆の効能
今日は鏡開きで、お昼に鏡餅を神棚から下ろして、お汁粉にして頂きました
そこで今回は、このお汁粉に使われる「小豆」の効能を、新年1回目の中医学的食養生として解説いたします
〔小豆/赤小豆(セキショウズ)〕
性味は平性、甘・酸味。
効能は、利水消腫(利尿作用がありむくみを解消する)、解毒排膿(体の内外の毒素を消し膿を排出させる)、寛腸理気(腸を緩やかにして気の停滞を通行させる)、調経通乳(月経不順を治したり産後の母乳の出を良くする)など。
主な適応症は、むくみ(とくに腎炎や栄養不良によるもの)、月経不順、痔出血、虫垂炎の腹痛、下痢、産後母乳の出が悪い、じんましんなど。
栄養学的にはリンが多いです。リンはカルシウムや鉄分の吸収を妨げやすいので、ホウレンソウやレバーなどと一緒に食べないよう気をつけてください。
また利尿作用が強いので、やせて体内の水分が少ない人(のどがよく渇いたり肌が乾燥している人)や、もともと頻尿の人は食べないほうがよいです。豆類は消化もしにくいので、消化不良のある人も控えめにしましょう。
【参考文献】
梁晨千鶴(著):東方栄養新書,メディカルユーコン,2005
夏翔・施杞(主編),丁鈺熊・銭永益・趙陽(副主編):中国食養大全,上海科学技術出版社,2006
開業記念日
おかげさまで、本日で開院2周年となります
3年目もますます努力・精進し、一人でも多くの患者さんの苦痛を和らげられるよう、真摯に施術に当たりたいと思います。
まだまだ成長途上の鍼灸師ではありますが、今後ともよろしくご指導、ご鞭撻くださいませ
本年も無事終了
本日で今年の営業が終了いたしましたので、今年最後のブログとなります。
この1年、たくさんの患者さんに来院いただき、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします 新年は4日(金)より開始いたします
RSウイルスも猛威
現在、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が大流行していますが、10月17日付の当ブログで取り上げたRSウイルスも、その勢いが衰えることなく猛威を振るっています。患者数が過去の同時期と比べて最多の状態が続いているそうです。しかし、なぜ増えているのか原因は明らかになっていません。
特に注意が必要なのは重症化しやすい乳幼児ですが、高齢者でも集団発生の恐れがあり警戒が必要とのことです。ノロウイルスと同様、ワクチンも特効薬もありませんので、感染しないように日頃から注意することが大切です。
感染経路は飛沫感染(咳やくしゃみなどで飛び散るしぶきを浴びて吸い込む)と接触感染(感染者との直接の濃厚接触や、ウイルスの付いた手指や物品を触ったりなめたりする)で、ノロウイルスや結核のように空気感染することはありません。感染予防のためには、咳やくしゃみが出る人は必ずマスクをすること、帰宅時や食事の前には入念に手洗いすること、小さな子どもがいる家庭は、日常的に触れるおもちゃや手すり、ドアノブなどの消毒もこまめにすること、などが挙げられます。
軽いかぜ程度の症状でも、RSウイルス感染症である可能性があります。大げさと思わず、他人にうつすことのないよう「咳エチケット」には気をつけたいですね。