杏花鍼灸院ブログ

選挙終わりましたね

昨日は仕事が済んだ後、近所の小学校へ投票に行きましたschool 夜はテレビで遅くまで選挙速報を見ながら、いつの間にか寝入ってしまい、今日は少し寝不足気味ですsign05

政権交代が起こっても、庶民の日々の仕事、やるべき事柄は大して変わりませんが、少しずつでも世の中全体が明るくなるといいですね。。。

お酒の効能

今年も残り半月、忘年会シーズンですねbeer 年が明ければ新年会もあり、お酒を飲む機会が増える時期ですupwardright 最近はノンアルコール飲料も種類が増え、飲まない人・飲めない人も宴席をより自然に楽しめるようになってきましたcherry

飲めない人が無理に飲まされたり、飲める人でも適量を超えたりということはもちろん良くありませんが、楽しく飲める範囲ならばお酒は「百薬の長」、心身の健康に役立つものですbottle

 

中医学の食養生では一般の性味を、温・熱性、甘・苦・辛味としており、その効能は散寒祛風(寒気を駆除し風邪〈ふうじゃ〉を消し去る)、温陽活血(体を温め血行を促す)、舒筋活絡(筋肉を緩め経絡を通じさせる)、利脈止痛(血流を良くして痛みを止める)などです。また体の緊張を解くことによって、精神的にもリラックスできます。

お酒の種類によっても、少しずつ性味や効能に違いがあります。以下に大まかな解説をしましょうdown

〔ビール〕 涼(平)性、苦・甘味。健胃消食(食欲を促し消化力を高める)、清熱解暑(体にこもった余分な熱を冷まし暑気当たりを解消する)、利湿(利尿作用)、強心(心臓の働きを強める)など。

〔日本清酒〕 温性、甘・苦・辛味。活血散瘀(血行を良くし滞りを解消する)、止渇除煩(のどの渇きを止めストレスを除く)など。

〔ワイン〕 熱性、甘・辛・渋味。暖腰腎(腎を暖め腰痛を収める)、駐顔(老化を防止する)、耐寒(寒さに耐える力をつける)など。近年、ポリフェノールで注目されていますね。

〔焼酎〕 温性、辛・甘味。調胃(冷えた胃の機能を回復する)、散寒、和血通経(血行を促し生理不順を解消)、舒筋活血など。

〔紹興酒(黄酒)〕 温・熱性、辛・苦・甘・酸味。温通気血(体を温めて気血を通じさせる)、健胃消食、舒筋活血、安神強心(精神を安定させ心臓の機能を強化する)、養血美顔(血液の生成を促進し顔色を良くする)など。

 【参考文献】

  梁晨千鶴(著):東方栄養新書,メディカルユーコン,2005

  夏翔・施杞(主編),丁鈺熊・銭永益・趙陽(副主編):中国食養大全,上海科学技術出版社,2006 

 

このように見ると、やはりビールは夏のもので、冬でも「とりあえずビール」というのは控えたほうがよさそうですねcoldsweats01 またこれらの効能は適量の場合であって、くれぐれも飲みすぎて健康を損なうことのないよう、上手に付き合いましょうwine

年賀状印刷

年賀状の通信面の印刷が出来上がりましたshine デザインは先週のうちに出来ていたので、ハガキに印刷するだけだったのですが、以前このブログで書いたとおり遅~いプリンターで、計4時間近くかかりましたsweat02

残るは宛名面、まだまだ日数があるので余裕をもって取り掛かれますgood

ノロウイルスますます要注意

先月末に当ブログで取り上げましたノロウイルス、今年は遺伝子変異型が全国で検出されているそうです。

このタイプには免疫をもたない人が多いとみられるため、流行が拡大するおそれがあります。過去10年間で最も流行が大きかった2006(平成18)年では遺伝子変異が流行の原因になったとされていて、今年も十分に注意しなければなりません。

繰り返しますが、予防には手洗いが何より大事です。帰宅した時や食事および料理の前、トイレの後など、入念に手洗いをしましょう。また加熱が必要な食品は、しっかりと火を通してから食べるようにしましょう。

てくてく歩き

昨日は鶴橋に用事があり、電車に乗るほどでもないなと思って、森ノ宮から二駅分てくてく歩いて行きましたshoe

片道20分余り、夏なら汗だくでしょうがないところですが、冬は体が温まっていいですねhappy01

時間に少し余裕があるときは、なるべく歩くようにすると健康にもいいですし、節約・省エネにもなり、一石二鳥・三鳥でオススメですup

寒邪について

12月に入るなりぐっと冷え込んで、気候が一気に冬本番になりましたsnow 今日は日中暖かくなりましたが、この冬は例年より寒くなるようで、今からしっかり防寒対策をしておかなければなりませんねspa

以前取り上げたことのある「六淫」(風・寒・暑・湿・燥・火、6月8日付ブログ参照)のうち、今の時季に主となるものは、言うまでもありませんが「寒邪」です。ふだん私たちが生活の中で感じる「寒さ」とほぼ同じ感覚で捉えていただけるものですが、中医学独自の考え方もあります。

寒邪は人体の陽気を損傷して、その働きを低下させ、気に伴って血も滞るため、「気滞血瘀(きたいけつお)」という状態になりがちです。9月25日付「頭痛の分類(東洋医学編)」でも触れた「不通則痛」、通じなければ痛みが生じるという法則により、寒邪に侵襲されると体のどこかに痛みが出現したり、筋肉のひきつりが起こったりします。六淫のなかで、疼痛疾患にもっとも関連が深いのが寒なのです。

なお寒邪による痛みは、温めると軽くなり冷やすとひどくなるという特徴がありますので、そのような場合は当然、冷やさないように気をつけてくださいjapanesetea

【参考文献】

 神戸中医学研究会(編著):基礎中医学,燎原,1995

 高金亮(監修),劉桂平・孟静岩(主編):中医基本用語辞典,東洋学術出版社,2006

ノロウイルスにご注意

ここ数日、テレビのニュースや新聞でも報道されているのでご存じの方も多いと思いますが、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行し始めているようです。今年は過去10年間で最も流行した2006(平成18)年に次ぐペースで患者が増加しており、特に九州と関西で多い傾向とのこと。例年、12月初旬から年末にピークとなるので、今後一層の注意が必要です。

ノロウイルスは冬に多発する食中毒の原因として知られますが、ヒトからヒトへの感染も多く、徹底した手洗いが第一の予防策となります。感染者の糞便や嘔吐物を直接触った場合はもちろんのこと、感染しても症状が出ない場合もあるので、トイレの後の手洗いも念入りに行いましょう。感染者の糞便や嘔吐物からウイルスが飛散し、空気感染することもあるため、それらに接触した衣服や寝具、家具などもしっかりと洗浄、消毒する必要があります。

感染すると24~48時間の潜伏期間があり、発症すると軽度の発熱と嘔吐や下痢が起こり、脱水症状のおそれもあります。通常は1、2日で治まりますが、免疫力の低下した高齢者や乳幼児では長引くこともあり、吐いた物をのどに詰まらせて窒息したり、気管に流入して誤嚥性肺炎を起こしたりして死亡する例も報告されています。

ノロウイルスについてはワクチンがなく、発症した場合の治療は対症療法に限られます。予防のためには、貝類(とくにカキ)は十分に加熱してから食べること、繰り返しになりますがトイレの後、食事の前や調理の前にはせっけんで手洗いをしっかり行うことです。

今季はRSウイルスやマイコプラズマ肺炎など、感染症がいくつも流行しています。皆様どうぞお気をつけくださいませ。

年賀ハガキ到着

プリンターのメーカーでインクと年賀ハガキのお買い得セットがあったので、昨日注文したら今日の午後には届きましたsoon

今年はたくさんの患者さんにお越しいただき、用意するハガキの枚数も去年の3倍ほどに増えましたup(というか、去年が少なすぎたのですが……sweat01

年賀状は毎年パソコンで自作しますが、いちばんの悩みはプリンターの印刷速度の遅さですsad 値頃品を選んだため仕方ないとはいえ、今年はどれだけ時間がかかるだろうかと、今から嬉しい悲鳴がsign02

喪中の方がいらしたら、失礼をお許しくださいませ。

誕生日プレゼント

私事で恐縮ではありますが、実は今日が誕生日でしたbirthday 友人、知人から「おめでとう」メールやプレゼントなどを頂き、独りじゃないんだなぁと喜びをしみじみ感じますcatface

しかも今日は朝一番で新患さんも来てくださり、二重のプレゼントのようでしたpresent これからも精進いたしますので、皆さま今後ともよろしくお願いいたしますribbon

連休いただきます

明日は定休日、明後日は祝日(勤労感謝の日)ということで、久々の連休を取らせていただきますclover

特別な予定はないのですが、片づけをしたり実家に顔を出したり、のんびり過ごそうと思っていますcat

かぜもまだ治りきっておらず、ときどき咳が出るので、この機にしっかり養生しておくとしましょうjapanesetea